2025/04/24 16:23

皆様、こんにちは。

今朝の東京は雷鳴から始まり、雪が舞う空模様となりました。

体調のすぐれない方もいらっしゃると思います。

どうぞ無理せず、少しずつ身体を温めて下さいませ。

  

先日は「2025 Mariko Kohga REVIVAL EARRINGS」第一回販売で、

沢山の方にご購入頂き、ありがとうございました。

新しいお客様にも、現在のマリコ・コウガを感じて頂き、光栄に思います。

 

ここで一息、Amebaブログ「甲賀真理子のファッション裏話」第2回を再掲致します。

午後の皆様のお時間が心温かく、楽しいものになれば幸いです。

  

子供時代、服は皆オーダーだった(^^♪202192日)

 

 

こんにちは

あっという間に1週間がたち、随分涼しくなって来ました。

皆様、お元気でしょうか?

 

さて、現在、私のオリジナルブランドは目白のオフィスにて展示会方式でデザイン提供しながら

サイズオーダー(プレタクチュール)をやらせていただいております。

 

今回は、私の服作りのポリシーをお話させて頂きます。

 

沢山の服が出回り過ぎている現在、世界では過剰な製造を取り締まる法令が制定され、

サスティナブル(持続可能)な服作りを目指す方向に少しずつ向かっている

と言う事は本当に喜ばしい事だと思います

  

ほんの少し前()、私が高校に入る前は、殆んど近所の洋装店か服が縫える方に

本の付録に付いているパターンを参照しながら服を作って頂いていたと思います。

 

 【呉の田舎だったせいかもしれませんが、高校に入ってからVANがブームになって、

初めて町で服を買う(!)と言う事が出来る様になりました】 

 

中学の制服(セーラー服)の事は余り記憶にないのですが、高校に入る時、

 

私の高校は

 -紺色のシングルかダブルのジャケット

 -スカートは2つ以上のプリーツが入っていれば良い

 という条件でしたので、

 

私は

 -ジャケットはシングル3つボタン

 -スカートは前後3本ボックスプリーツ入り

で近所の方にオーダーしました。

 

寸法を計って頂き、仕上がりを楽しみにしていたのですが、途中の仮縫いもなく仕上がって来、

早速、袖を通してみると何てことでしょう!

ジャケットはまあまあだったのですが、スカートは大きすぎてブカブカ

何ともデカ過ぎて不格好な事


母が大慌てでお直しを頼みに行ってくれたのですが、向こうは

「直すと変体が大きくなるのを待て 

との一点張り 

 

涙、涙の私は、中学の制服を洗い張りして、自分で20本プリーツのスカートを作り、

上下バラバラの生地の制服を約2年着、3年生にして漸く作って頂いたスカートを穿いたのでした

 

自分で作ったスカートを穿いた私

 

 

…と言う事件もあり、仮縫いをして奇麗な服作りをしたいという事は

この時のトラウマが影響しているかもしれませんね()


世の中の服作りがどんなに変わろうとも 

“気に入った生地で、その人が長く、大切に着て頂ける服作り”

が私のエコな服作りとポリシーです

 

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【目白アトリエトーク】

 

Staff - ブログ第2回目、楽しく読ませて頂きました。

お母さまが娘の制服への拘りに、寄り添って下さるお姿が特に印象に残りました。

現在の先生の視点から高校生の真理子さんの制服姿を観て、どう感じられますか?

 

甲賀 -よく頑張りましたね

 

Staff -ありがとうございました。

明日、昼12時より復刻イヤリングの第2回販売(残り10セット)の販売が始まります。

皆様、どうぞ宜しくお願い致します。